「やめなさい!」を言わなくて済む?
子どもと作る、無理のないゲーム&動画ルール
ゲームや動画は「敵」ではありません。大切なのは、親が一方的に制限することではなく、子どもの「自己統制力(自分で自分をコントロールする力)」を育むことです。専門的な知識(ABA)と実践的なツールで、今日から関わり方を変えてみませんか?
1 なぜルールが必要?「1日の時間」を可視化
子どもにとって「1時間」は抽象的です。ゲーム時間が増えると、睡眠や自由時間がどう圧迫されるか、視覚的にシミュレーションしてみましょう。
0時間
4時間
8時間
⚠ 注意: 睡眠時間が削られています!
心身の発達に影響が出る可能性があります。
固定時間(目安):
- 学校・園:7時間
- 食事・お風呂・身支度:3時間
- 睡眠(推奨):9時間
※グラフは24時間表記の概算です
2 「やめなさい!」の悪循環を断つ(ABAの視点)
応用行動分析(ABA)では、「行動の直後の結果」が次の行動を決めると考えます。いつもの叱り方は、実は逆効果になっているかもしれません。スイッチを切り替えて比較してみましょう。
いつもの叱り方
ABAアプローチ
💡 専門家のアドバイス:注目を切り替える
親はつい「ゲームをやめない(望ましくない行動)」に注目しがちですが、ABAでは「ゲームをやめた(望ましい行動)」に注目して強化します。「やめなさい!」と怒るエネルギーを、「(約束通り)やめられたね!」と褒めるエネルギーに変えるだけで、子どもは「次も守ろう」という意欲を持ちやすくなります。
★ トークンエコノミー体験
「守れたこと」を視覚化する「ポイントカード」です。ご褒美(トークン)でモチベーションを維持します。クリックしてスタンプを押してみましょう。
今週の目標:
ゲームを20時に終える
🎉 おめでとう!ご褒美ゲット!
ポイント運用のコツ:
- ハードルは低く(最初は「返事ができた」レベルでOK)。
- ご褒美は「高価な物」より「活動(公園に行く、好きな夕飯)」がおすすめ。
- 溜まったポイントは絶対に没収しない(信頼関係のため)。
📝 お約束リサーチ(ルール作成)
子どもと話し合いながら埋めてください。一方的な命令ではなく「契約」という形をとることで、子どもの責任感が芽生えます。
デジタル・メディアのお約束
1. 遊んでいい時間は、 とします。
2. 約束を守れたら、 !
3. もし守れなかったら、 ことを約束します。
親のサイン
本人のサイン